この世界・セレンシアでは神が存在しています。
人々の間で神はユルカと呼ばれ、
火、水、風、地の四神が神殿に降臨します。
通常は上位の神官にしか姿を見る事は出来ません。
また、四神の御使い達も降臨はしない物の同様です。
世界の大陸は五つに分かれており、
北の大陸、南の大陸、東の大陸、西の大陸、中央大陸と呼ばれています。
その中央大陸の真ん中にトネリコの大樹が根付いており、
その遥か上空に天の国があると言われています。
逆に天の国の遥か真下に地の底の国と言う罪人を罰する国があります。
＝ 天の国 ヴェルバルア＝
創造主 ユルカ（死と光）
聖神 光神ラナ＝ユルカ（双子の姉） 闇神イオ＝ユルカ（双子の弟）
四神 火神ユラ＝ユルカ 水神ヴィラ＝ユルカ 風神フィラ＝ユルカ 地神ダラス＝ユルカ
御使い （火）ラミア・ユラ＝ユルカ （水）アルカティオアス・ヴィラ＝ユルカ
（風）アリア・フィラ＝ユルカ （地）タナトス・ダラス＝ユルカ
忘却の者・大神官
＝ 天の国 転生の地 イズティア＝ （ヴェルバルアより遠く離れた所にある浮き島）
魂の神 クルシス＝ユルカ（聖神の兄）
＝ 地の底の国 原罪の地 デェルアザ＝
魂の管理者 エスト・クルシス＝ユルカ（クルシスの元御使い。堕天）
＝ 北の大陸 最果ての地 リディア＝
支配者 魔王セレ＝シエルエンテ（生と闇）
12人の僕（魔王が自ら生み出した僕達）
セレ＝アリエス（牡羊） セレ＝ティアロス(牡牛) セレ＝ジェミロス(双子)
セレ＝リブロス(蟹) セレ＝レオリス(獅子) セレ＝リウス(乙女)
セレ＝ルキノス(天秤) セレ＝リオナス(蠍) セレ＝フラウス(射手)
セレ＝コルノス(山羊) セレ＝クオリス(水瓶) セレ＝イクテス(魚)
神の魂は幾つにも分裂する事が出来ます。
しかし分裂させる毎に力は半分割され、
更にその分身が死ぬと力も一緒に消えてしまいます。
故に神は分身が死ぬ事を極端に嫌います。
されど生きている内に魂を戻すと、
力だけでなく分身が得た知識や経験をも得る事が出来ます。
故にヴェルバルアでは全員が一つの家族です。
その為、些細な喧嘩はあっても大きな争いはありません。
ヴァルバルアは至って平和です。
創造主以下は全てに決まり事に従っています。
中でも”創造主の意思に反した”場合は大罪となり、
創造主自らが罰を下します。されど身内には甘いようです。
＝ユルカ崇拝＝
ユルカ様に従います、を信条に活動しています。
正しく活動した者には神から幸と祝福が与えられ、
逆に少しでも逆らうと処罰されます。
酷い場合には罪人とされ処刑されてしまいます。
神々の目的は”美しい世界を守る事”
その破壊の原因である人を厳しく管理しています。
彼らに己の運命と魂の服従を誓わせ駒として動かしていますが、
信者達はその事を知りません。
＝魔王崇拝＝
世界をユルカの支配から救え、を信条に活動しています。
ユルカ崇拝者とは敵対し、
御使い達も見付け次第処理していますが数が増しているのが現状です。
神殿内部にも隠れて魔王を崇拝する者もいるようです。
魔王は”世界は全てを受け入れる”と考えています。
なので魔王崇拝者に対しても特に何もせず、
粋がろうが倒れてもただ傍観しているだけです。
魔王自らが何かをしようとも今の所思っていないようです。